製品の使い方
エコーモデル 製品の使い方
⚫︎「レフ・レンズ」の使い方 UP
⚫︎ノンゲート仕様パーツの使い方
⚫︎スーパーブラウン(茶染液)の使用方法
「レフ・レンズ」の使い方
この「レフ・レンズ」は車輌の前面を顔とすれば、眼に相当する一番目立つ重要なパーツです。それだけに丁寧な仕上げが必要ですから、この使い方を参考にして、ご使用下さい。
⚫︎ランナーからの切り離し
最も簡単なのは、レンズを指先で摘み、1回転して取り外す方法です。
理想的には高価なプラ用ニッパーがお勧めです(一般的なニッパーは不可)。無ければカッターを使用して、表側から切り出しますが、この場合は飛ばさないように注意が必要です。
いずれもバリが残った時は、カッターやヤスリで丁寧に仕上げておきます。
⚫︎新規工作の場合の準備
使用する前照灯パーツの内径がレンズと適合しているかが、重要です。ジャストサイズでは塗装後に入らないので、塗膜の厚みを考慮すると「レンズ外径+0.1〜0.2mm」が必要です。
レンズ外径は
No.4611 (A) シールドビーム用 φ2.0
No.4612 (B) シールドビーム用 φ2.2
No.4613 (C) 100W用 (カット付) φ3.6
No.4614 (D) 100W用 (カットなし) φ3.6
No.4615 (E) 250W用 (カット付) φ4.1
No.4616 (F) 250W用 (カットなし) φ4.1
(当社では対応する全サイズのドリル刃を販売しています。→ラインナップはこちら)
もし、小さい場合は(A)のみ貫通孔ですが、その他はドリルや回転ツール等で内径を広げます。この時奥行き方向に深く掘る必要はなく、レンズの縁の分1mm弱で構いません。
ロスト製やホワイトメタル製のパーツの場合、突起が出ていたり、歪みで真円でないこともあり、注意が必要です。
試しに嵌めて確認しますが、嵌め合いに余裕が有れば、セロテープ等で外す事が出来ます。
(B)は段付きの為、レンズ外径が良くても、首下部分が入らない場合があります。その時はφ1.8のドリルで孔を広げて下さい。
⚫︎完成品を交換する場合
レンズの形状、厚み、接着剤の程度等により、外し方はケースバイケースです。針先等で簡単に取れれば良いのですが、強固な場合は、真ん中にドリルで孔を開け、こじるか、ビスをねじ込んで引き剥がします。車内側から棒状の物で押し出せる場合は比較的簡単です。いずれにしてもそのレンズは使わないので気にせず、前照灯パーツ自体が破損しないようにだけ注意し、作業を進めて下さい。レンズを除去後、接着剤の跡を綺麗にし、上記新規工作と同様の準備をします。
⚫︎取り付けについて
新規、交換いずれの場合も前照灯パーツの内側は銀色に塗装しておいた方がより効果が引き立ちます。
固定は接着剤を使わずにきつく嵌め合いで収まるのが理想的ですが、一般的には接着とします。
推奨する接着剤は「ハイグレード模型用セメダイン」です。水溶性でクリアパーツが曇らないのが特徴です。
接着剤2に対し水1を加えて薄め、それを楊枝や針先により、前照灯パーツのレンズ取付部に少量塗り、レンズを嵌めます。この時、カット付きのタイプでは曲がらないように、十分注意が必要です。はみ出た接着剤は生乾きの内に、楊枝で巻取って除去します。
クリアラッカーをシンナーで薄め、毛細管現象により、俗に「シンナー貼り」と云う上級者向きのテクニックもありますが、カットや表面を侵す恐れがありますので、一般的には接着剤による取り付けをお勧めします。
⚫︎より効果的な楽しみ方
「レフ・レンズ」はレフ部分が外光を受けて、それ自体が光りますが、ひさし付きや前照灯が奥まって付いている車輌では、レンズの裏面側にエアーブラシで薄く銀色を吹き付けておいた方が、より効果的になります。
100W(150W)のLP42等のレンズは蒸機、電機、旧国の他小田急等でも使われ、これらの中にはゴールデングローに代表される黄緑色をした物が存在します。この再現にはクリアイエローとクリアグリーンを調色して表現すると良いでしょう。いずれの作業の時も、表側をマスキングゾルで保護しておいた方がよいでしょう。
手間の掛かるパーツですが、綺麗に仕上がれば、その苦労も吹き飛び、手持ちの車輌を全部交換したくなるに違いありません。
ノンゲート仕様パーツの使い方

当社製エッチングパーツの内、ランナー部分の仕上げが困難な製品は順次ランナーの無い「ノンゲート仕様」に改良しています。製品は図のように厚いベースフィルムと薄い保護フィルムに挟まれていますので、下記の手順に従って使用してください。
①必要とする部分(数量)をカッターナイフで上下フィルムごと切り取ります。
②表側の保護フィルムを剥がします。(一部裏側の製品もありますが、その場合は製品に表記されています)
③塗料皿などにラッカーシンナーを必要量入れ、ベースフィルムに付いたままのパーツを入れます。フィルムから無理にはがすと、変形して使用できなくなりますので、絶対にお止めください。
④パーツにより大幅に異なりますが、数分~1時間程度で、ベースから自然に剥がれるので、それまで待ちます。全部が剥がれ落ちたら、ピンセットで拾い上げ、別の器に入れた綺麗なラッカーシンナーですすぎ、ティシュやペーパータオルの上に並べて乾燥させれば終了です。
スーパーブラウン(茶染液)の使用方法
①まず、準備として机の上にペーパータオル等を敷き、液を入れる容器。割りばし、タイマー、大量の水を入れた洗面器等を用意します。
容器は金属以外で、茶染したいパーツが十分沈む大きさで安定のよいものを選びます。パーツのプラケース、プリンやゼリーの容器なら使い捨てが出来て便利です。
タイマーはストップウォッチ機能があれば、腕時計でも代用できます。
②パーツを摘まむのは、ピンセットだと金属なので染まってしまい、又パーツの染まった部分に傷が付きやすいので、割りばしをお勧めします。プラスチックや写真用の竹製ピンセットがあればベストです。液温計はあれば便利ですが、無くても構いません。
③液は通常原液のまま使用します。暫くすると表面に細かい泡が発生しますから、それを除く為にも、パーツを揺すったり、裏返してムラにならないようにする事が大切です。液温と液の新鮮度にもよりますが、1分程度で色が付き始め、3分~5分程度で仕上がると良く、液温が低かったり、液が傷んでいると10分位掛かることもあります。あまり欲張って長い時間浸けておくと、膜がもろく剥がれやすくなりますから、見極めが大切です。
あまりに早く1~2分で真っ黒になる場合は、液に若干水を加えて薄めます。冬は液温が低く、時間が掛かるので、湯煎して液温を上げると作業性が良くなります。
④染まったら、水を張った器に入れ、流水で液を洗い流し、化学変化を停止させます。
⑤水から取り出したら、ティシュかペーパータオルの上に出して水気を取り、一枚目は濡れているので、二枚目に並べて、充分乾燥させます。
⑥真鍮のパーツは茶染と云っても、ホワイトメタルとは異なり、やや茶色い黒色に仕上がります。鉄道車輌の場合黒染めよりも、より実感的と言えるでしょう。
洋白、燐青銅にも使えますが、若干発色が異なります。
⑦ホワイトメタルパーツは乾燥すると表面にベージュ色の粉が発生します。レイアウトアクセサリーの場合は穂先を短くカットして腰を強くした筆を使い、微妙なニュアンスで払う事により、素晴らしいウェザリングアクセサリーとなります。
床下器具の場合は綿棒を湿らせて粉を拭うか、水で洗い流します。
使用後の液は反応が悪くなるまで、反復使用が可能です。
唯、元の瓶に戻すと液が傷みますので、他の容器に保存してください。
茶染は化学変化ですから、当然表面に油や汚れがあれば、綺麗な仕上がりにはなりません。汚れの程度により、中性洗剤による脱脂、耐水ペーパーやキサゲ刷毛による表面仕上げが結果を良くします。
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