日本型鉄道模型 HO/16番専門のメーカー&プロショップ

よろず日誌 2016年

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「日誌」と云っても、その日の出来事だけにとどまらず、通常のページには収まらないようなネタを盛り込んだ「ブログ的雑記帳」です。当ホームページの中では、チョッと息をぬいた軽めな文章で、古ネタや鉄の話もしたいと思います。多忙の為、スパンが長くなるのはご容赦ください。


2016年12月24日 「サンクスセール」ラスト一週間に!

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暮れも押し迫り、今年もあと一週間となりました。
毎年恒例、年末の「サンクスセール」も残り7日間となりましたが、まだまだお買い得品が沢山揃っています。
今年は年末に新製品が相次ぎ。目玉は昨日発売のTOMIXの小田急VSE
その他売れ筋を上げると、天賞堂 カンタムC61、トラムウェイ 20系客車、Maxモデル Wルーフ客車K、日本精密模型 マニ60(100,500)2種、モデルアイコン マニ44K、エンドウ 西武401系K、ワールド工芸マヌ34K再生産・・・etcとめじろ押し。
26日(月)27日(火)の定休日も営業いたしますので、新製品を眺めがてら、30日(金)までの「サンクスセール」に是非お出掛けになってみてください。

(あ)


2016年11月4日 レストア用パーツ大量入荷!

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「こんなモノありますコーナーNo.7」(→こちら)でご紹介しましたように、当店では昭和30~40年代のままにレストアしたい方向きのパーツを取り揃えています。
現在は発売されていない基本部品である、モーター、インサイドギア、車輪、カプラー、ドローバー、電球、セレンが大分溜まりましたので、明日から店頭販売します。

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今回は数も多く、例えば「棒型モーター」だけでも各社各タイプ50個以上ありますので、お探しのものも見つかるかも知れません!
希少な管球やレンズ付き電球もあります。
価格も安く設定。モーター、インサイド共中古品は¥500程度です。
まだまだインサイドは根強い人気があるのに製品はほとんど無いので、興味のある方はお早めにどうぞ。

(あ)


2016年9月24日 「第56回 全日本模型ホビーショー」速報

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秋の恒例、ビックサイトで開催されている「第56回 全日本模型ホビーショー」に行って来ました。今回から会場が広くなりましたが、鉄道関係の出展には変更ありません。

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まずはTOMIXのブースへ。16番では今月発売の「クモニ83形」と来月発売の「EH500形3次形GPS付後期型」がメインで、年末発売予定の「小田急ロマンスカー50000形VSE」は3Dによる先頭のフォルムのみ。パネルによる発表では来春に「159系修学旅行電車」が「ステンレス車・サロ153-900形」と一緒に発売予定。もう一点は貨車で「タキ1000形(日本石油輸送)」で、テールライト付となしの2種を発売予定です。

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これはKATOから発売済なので、出来と価格が興味あるところです。
発表と共に話題をさらった、「1/80・9mmナロー」「富井電鉄・猫屋線」はほぼ製品に近い形でお披露目され、レイアウト上を快調に走行。価格も2輌セットで予価¥4,200と発表されました。来月の「軽便祭」にも出展するそうで、果たして「1/87・9mm」に固まった感のあるHOナローの世界に、シェアでどの程度の変化を与えることが出来るのか?非常に興味のあるところです。

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一方、KATOブースにHOの展示は無く、発表になっている新動力の「クモハ40、クモハ41+クハ55」は遅れて、1月の発売になるそうです。あとは収録音を刷新し、より実車に近いサウンドとなった「DCCサウンド搭載済C56」が近日発売で、¥57,000。
「サウンドカード」の新製品「JR新型電車用4種」の発売が予告されていました。
あとはマイクロエースの「ED61/62」がバージョン違いで4種が展示されていましたが、16番関係はその程度だけで、いささか淋しいショーでした。

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プラモデルとラジコンがメインのショーですが、興味のある方は今日明日が一般公開日ですから、どうぞお出かけください。
ビックサイト西3,4番ホール。入場料¥1,000です。

(あ)


2016年8月26日 夏休みは改装で!

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今週は今日まで夏休みを頂きましたが、改装工事の為、夏休みを返上してのハードな5日間でした。
現在の店舗は新築してから既に32年が経ち、方々痛みや汚れが目立ち、10年以上前から改装したいと考えていました。しかし工事自体は頼めば業者さんがやってくれますが、床と壁を直すとなると、すべてのケースを移動しなくてはならず、それは同時にケース内すべての商品、作品を一時撤去しなくては出来ない話です。

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車輌はともかく、アクセサリーや小パーツのようにピンセットでないと扱えないものや、壊れやすいジオラマ類を沢山展示している当店としては気の遠くなるような話です。そんな訳で、一年延ばしが、アッと云う間に10年も過ぎてしまいました。
しかし、もうこれが限界!と意を決し、工事を発注。夏休みだけでは移動は無理と判断して、一週間ほど前から、商品を移動する為の撤去を開始しました。その間来店されたお客様には大変ご迷惑をおかけしました。

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空になったウィンドを見て「エコーも閉店か?」と勘違いした方も居たような…。
新築した時に仮店舗へ移動した時ほどではありませんが、気分的には「世紀の大移動」を終えて、正直ホッとしています。
明日の夏休み明けまでに全部復活するのは、とても無理ですから、一週間ほどはご迷惑をお掛けしますが、ご理解いただきたいと思います。
改装したと云っても、基本的には何も変わっていませんので、期待して来店されてもがっかりするだけですから、その点は悪しからずご承知ください。
一部の照明をLED化しましたので店内が明るく見やすくなりました。ともあれ、普段とは違う景色?の写真だけでもご覧ください。

(あ)


2016年7月3日 廃番の復活!

当社の製品はキットは別として、原則的に「継続生産」をポリシーとしています。
「欲しい時に欲しいものが、何時でも手に入る」事が模型工作で如何に大切かを
承知しているからです。
最近、当社製品販売店における在庫切れの苦情が多く寄せられますが、仕入れの怠慢が原因で、当社には在庫があるケースがほとんどです。
特に関西にその傾向が強いようで、もしお困りの場合はお問合せください。

とは云え、諸般の事情で製造を断念し、廃番とせざるを得ない製品もないわけではありません。大半は下請けの工場の廃業が原因で、代わりの工場が見つからない、あるいは在ってもコストが見合わない場合が多くなっています。
当社のポリシーとして、常識外の価格になる場合は製品化を断念します。

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そのような訳で先端のトランペット状の部分を綺麗に作る工場が、やっと見つかって「No.751 タイフォン」が復活しました。「No.1634 バッファー」も同様です。
工具も職人さんが高齢化して厳しくなり「No.888 カギ型ヤットコ(深型)」は手作りでは最後の一人となった方に無理を言って作ってもらい、辛うじて復活しましたが、いつまで製造できるかは分かりません。まだお持ちでない方はお早めにどうぞ、一生ものですよ!
「No.904 アルミフラットクリップ」も国内最後の一軒となった工場からの直接仕入れにより、何とか復活しました。

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最後に近日ビックに復活する製品のお知らせです。
それは「No.202 屋根用波板」です。瓦と共にストラクチャーの必須材料ですから、廃番は断腸の想いでした。その後はUSAキャンベルのアルミ製や、ペーパーのレーザー加工も製品化しましたが、いずれも一長一短があり、車輌のベンチレーター部材としても重要なので、やはり真鍮製波板の必要性を強く感じていました。
先日、その製造が可能な工場と知り合い、試作を重ねた結果、製品化がOKとなりました。新規金型は板厚、ピッチはそのままで、幅を5mm広くした30mmとなり、近日「No.203 波板(小波)」として発売されますので、どうぞご期待ください。
(2022.8月現在 発売中です)

(あ)


2016年5月12日 「第55回静岡ホビーショー」速報!

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今年の静岡ホビーショーは晴天に恵まれ、業者日初日は久々に活気を感じました。
まずは1/80新製品の発表が何なのかを楽しみに「TOMIX」のブースへ。
それは何と、ポスター1枚のみですが「小田急ロマンスカー50000形VSE」でした。
プラ向きのフォルムですから、インテリアの見える前面が大いに楽しみですが、発売は年末のようです。
もうひとつは既発売の「EH500形3次形」に「GPS付後期型」が、ノーマルとプレステージで秋頃発売予定です。
その他、今月発売予定の「EF63(2次形・茶色)」と「153系冷改車(高運転台/低運転台)」が展示されていました。
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画像の説明さて、もう一点。私としては今回VSE以上に驚かされたのが、「1/80・9mm」の軽便シリーズの発表です。それもまさかのTOMIXからとは。
今やナローの主流は「1/87・9mm」である中、敢えて「1/80」を採用するのは「1/80・16.5mm」TOMIX製品のメーカーとしては当然です。
ナローだけの場合はまあ良いとしても、レイアウトに国鉄線と同一スケールで軽便線を走らせたい・・・と云う16番ゲージャー永年の夢が叶うのです。

スケールもそうですが、このシリーズは「鉄コレ1/80軽便版」のコンセプトなので、塗装済み完成品(非動力)の2輌セットです。走行化には鉄コレ用動力をワンタッチで加工出来る設計のようで、台車も製品のものが同様に使えます。
価格も鉄コレ×サイズUP分程度のようで、懐に優しいのは、組立て簡単、塗装不要と共に普及の後押しになりそうです。
デモ用のレイアウトはR140で、ボギーの気動車2連が快調に走行していました。
これが発売になれば、多分他社からエッチング車体キットが多数発売され、ナローの世界が違った展開になるかも知れません。発売は秋頃を予定。

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「KATO」ブースでは今回HO新製品の発表どころか、HO製品の展示が一切無くて淋しい限りでしたが、「マイクロエース」も同様でした。

「アオシマ」は昨年センセーショナルに発表されて好評だった「1/45 DD51」の「標準仕様」を発表。エッチングパーツを追加して価格据え置きで7月発売予定です。

最後にひとつ、今まで長く「PECO製品」の供給は機芸出版社だけでしたが、8月から「プラッツ」が取り扱いを開始します。価格や供給体制の詳細は不明ですが、注目事項ではあります。
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(あ)

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2016年4月28日 旧型国電キット、委託品入荷!

旧型国電キットの委託品入荷致しました。
今回は人気車種クモハユニ64で飯田線、大糸線タイプ(各前期、後期あり)になります。
ベンチレーターとヘッドライトは付いてませんのでご了承下さい。

4月29日(金)より販売開始致します

※電話でのお問い合せはお答えできません。
※通信販売のご利用は出来ませんご了承下さい。
※委託品のため返品交換・部品欠品などには対応できません。
※委託品のためお支払いは現金のみになります。


2016年3月17日 「第2回 浦和と平柳の二人展」へのお誘い!

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浦和 稠氏と、平柳 聡氏による、HOn軽便のセクションを主とした個展が下記の通り、開催されます。
前回はPRが消極的だったのか、せっかくの催しを見られた方が少なかったようなので、今回は是非多くの方に見て頂きたいと思い、ご紹介する次第です。
本来、「軽便鉄道祭」に参加されれば良いのでしょうが、お二人だけのゆったりとした展示は、個展なればこそでしょう。

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ご両人とも埼玉にお住まいで、セクションレイアウトは地元の「見沼田圃」をモチーフとした、広々とした景色の中を行く「味噌汁軽便」です。
往々にして軽便だと、森林や鉱山で見せ場を作りたくなるのが普通ですが、それをあえて平凡な景色を選び、レイアウトとして上手くまとめているのには感心させられます。
写真でご覧のように、実景で撮ったものは、実物かと見紛うばかりです。

お二人の人柄そのものの、温かい作風と色調が、より作品の好感度を高くしています。

アクセスの良い会場ですから、是非お出掛けになってみては如何でしょうか?

(あ)

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画像はクリックで拡大します

第2回 浦和と平柳の二人展
日時3月26日(土) 10:00~18:00
3月27日(日) 10:00~17:00
会場さいたま市北区宮原町1-852-1
さいたま市プラザノース
アクセスJR宇都宮線 土呂駅西口~
「ステラタウン」行 無料シャトルバス5分(1時間に3~4本運行)
又は、ニューシャトル・加茂宮駅~徒歩7分
出展内容HOnレイアウト、Nレイアウト
模型制作のイメージイラスト原画、模景写真
その他抽選で当たる「風景模型」あり。
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